古湯温泉は、佐賀駅から北方に約20km、標高200mの山間に位置しています。昭和41年7月に厚生省から「古湯・熊の川温泉郷」として国民保養温泉地に指定されました。この温泉は歴史も古く、画家の青木繁やアララギ派の総帥として知られる歌人の齋藤茂吉など、日本歌壇の著名な先生方が訪れ、創作の地としても知られています。
また、熊の川温泉は、大同元年(806年)に僧侶の空海が唐から帰国し、全国を巡る旅の途中で弘仁12年(821年)にこの地を訪れた際、水鳥が温泉に浸かる姿を目撃し、温泉の存在を発見したと伝えられています。古湯温泉はこのような由緒ある温泉地として知られています。
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