17世紀以降、ヨーロッパの王侯貴族を魅了し、世界の陶磁器にも大きな影響を与えた有田焼の里にあるドイツのツヴィンガー宮殿を再現した「酒・器」のテーマパークです。有田焼をメインに紹介する施設で、有田焼のギャラリーでの展示だけでなく、工房で下絵付けや手びねり、ロクロの陶芸体験ができます。
ポーセリンパークのシンボルとも言える建物「ツヴィンガー宮殿」は、18世紀初頭のドイツ・バロック建築の華やかさを再現しています。忠実に再現された宮殿は、見る者を魅了する美しさです。
宮殿アートギャラリーでは、初期伊万里や古伊万里・柿右衛門・鍋島藩の窯様式など、江戸時代から明治時代の最盛期までの数多くの作品が展示されています。特に、1870年代のウィーン万博で実際に展示された大花瓶(182cm)は見逃せません。
また、隣接する有田焼工房では、絵付けや手びねり、ろくろなどの陶芸体験を実際に体験することができます。自分自身で陶芸に挑戦することで、創造的な楽しみを味わうことができます。
さらに、酒造メーカーも運営しており、蔵元ならではの清酒や焼酎、蔵元限定酒の試飲・試食できるコーナーもあり、宗政酒造の麦焼酎「のんのこ」など、お酒やお土産も充実しています。バイキングスタイルの食事処もあります。
ツヴィンガー宮殿の中央入口をくぐると、美しいバロック庭園が広がっています。四季折々の鮮やかな花々が彩りを添え、心を癒してくれます。この庭園は、ヨーロッパの古代庭園の格式高い雰囲気を再現しており、落ち着いた空間でのんびりと過ごすことができます。
9:00~17:00
なし
入園無料
JR有田駅より車で7分
波佐見・有田ICより車で3分