佐賀 観光ガイド

佐賀県のおすすめご当地情報をご紹介。佐賀県には嬉野温泉、武雄温泉、熊野神社などの観光スポット、有田陶器市、八朔、唐津くんちなどの観光イベント、かまぼこ、だご汁、イカの塩辛などのご当地グルメがあります。

佐賀県は稲作発祥の地といわれており、それを示す縄文時代の史跡などが残されています。鎌倉時代から戦国時代にかけて多くの氏族が地頭としていましたが、江戸時代には鍋島氏が支配するようになりました。

佐賀藩は長崎に近いため海外の情報に明るく、反射炉や蒸気機関車模型なども制作する技術を持ち、初めてパンを焼いたのも佐賀藩といわれています。明治維新後には日本赤十字の創設者の佐野常民など、社会に貢献する人物などを多く輩出したことで知られています。

佐賀県にはそうした歴史を感じることができる史跡や博物館などがあり、人気の観光スポットとなっています。

佐賀県は有田焼や唐津焼、志田焼、黒牟田焼、多々良焼、肥前吉田焼など、焼き物が多く作られた県で、特に佐賀県有田町を中心に焼かれる有田焼は経済産業大臣指定伝統工芸品にも選ばれ、現在でも人気のある焼き物のひとつです。

佐賀県西松浦郡有田町にある有田ポーセリンパークでは有田焼の絵付けを体験することができます。観光の思い出に、自分だけの焼き物を作るのもいいでしょう。

日本三大美肌の湯である嬉野温泉や、楼門と新館が国の重要文化財に指定されている武雄温泉などがあります。それぞれ特徴のある温泉ですから、自分にあった温泉を選んで旅の疲れを癒やすことができます。

また、天然記念物になっている動植物もあります。伊万里湾はカブトガニ生息地になっており、佐賀県嬉野市嬉野町不動山地区にある嬉野の大チャノキは茶の大木で樹齢は300年になるといいます。

食の楽しみも見逃せません。黒毛和種の和牛である佐賀牛は厳しい基準を満たした仙台牛に続いて全国2番目の超高級銘柄牛肉で、県内にはその高級牛肉を味わうことができる店舗が点在しています。

佐賀 のおすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

武雄温泉

レトロでディープな竜宮城で癒しのひとときを

竜宮城の門が迎える歴史ある名湯 武雄温泉は、佐賀県武雄市にある歴史ある温泉地で、約1200年以上の歴史を持つ古湯として知られています。武雄温泉駅の北西、蓬莱山の麓に湧き出る温泉で、古くから多くの人々に親しまれてきました。現在も温泉街の中心には竜宮城を思わせる朱塗りの楼門が立ち、温泉地としての象徴的な景観を作り出しています。歴史、文化、建築、そして温泉の癒しが一体となった、九州を代表する温泉地の一つです。 武雄温泉の歴史と伝説 武雄温泉の歴史は非常に古く、開湯は約1200年前とも1300年前ともいわれています。古い伝説では、神功皇后が戦いから帰る途中、この地で太刀の柄で岩を突いたところ温泉...»

祐徳稲荷神社

極彩色の美しい社の三大稲荷

日本三大稲荷の一つに数えられる西日本屈指の名社 祐徳稲荷神社は佐賀県鹿島市に位置する神社で、京都の伏見稲荷大社、茨城県の笠間稲荷神社とともに「日本三大稲荷」の一つに数えられています。衣食住を守る神様として古くから信仰され、商売繁盛、家運繁栄、五穀豊穣、海上安全など、生活全般の守護神として多くの人々に崇敬されてきました。現在では年間約300万人もの参拝者が訪れ、九州の神社の中でも太宰府天満宮に次ぐ参拝者数を誇る、九州を代表する神社の一つとなっています。 鎮西日光と称される美しい社殿 祐徳稲荷神社の大きな特徴は、極彩色の漆塗りで仕上げられた豪華で美しい社殿です。本殿、神楽殿、楼門などの建物は...»

佐賀城本丸歴史館

幕末の鼓動が蘇る本丸御殿体験

幕末佐賀の歴史を体感 佐賀城本丸歴史館は、幕末から明治維新期にかけて日本の近代化を支えた佐賀藩の歴史をわかりやすく学ぶことができる歴史施設です。佐賀城跡に復元された本丸御殿の中に設けられた施設であり、歴史資料や映像展示、体験型の展示などを通して、佐賀藩が果たした役割や当時の人々の暮らし、科学技術の発展などを詳しく知ることができます。歴史館の建物そのものも大きな見どころで、木造復元建物としては全国最大級の規模を誇り、江戸時代の御殿建築の雰囲気を体感できる貴重な場所となっています。 幕末佐賀の歴史を体感できる歴史館 佐賀城本丸歴史館は、幕末から明治維新にかけて活躍した佐賀藩の人物や科学技術の...»

有田ポーセリンパーク

有田焼の魅力を伝える酒・器のテーマパーク

有田ポーセリンパークは、佐賀県有田町に位置する「酒と器」をテーマにした体験型の観光施設です。17世紀以降、ヨーロッパの王侯貴族を魅了し、世界の陶磁文化に大きな影響を与えた有田焼の魅力を、見て・触れて・味わいながら楽しむことができます。広大な敷地の中には、壮麗な宮殿建築や美しい庭園、陶芸体験工房、飲食施設や土産店などが整備されており、観光客が一日ゆったりと過ごせるスポットとして人気を集めています。 ツヴィンガー宮殿の壮麗な景観 パークのシンボルとなっているのが、ドイツ・ドレスデンにあるツヴィンガー宮殿を忠実に再現した建物です。18世紀初頭のバロック建築の華やかさを取り入れたこの宮殿は、繊細な...»

吉野ヶ里歴史公園

弥生時代へタイムトリップ体験

吉野ヶ里歴史公園は、佐賀県神埼市と吉野ヶ里町にまたがる広大な歴史公園で、日本最大級の弥生時代の環濠集落跡である吉野ヶ里遺跡を保存・整備した公園です。ここでは、弥生時代の集落や建物、生活の様子などが復元されており、まるで古代へタイムトリップしたかのような体験ができる観光スポットとして人気があります。歴史学習の場としてだけでなく、広い芝生や体験施設も充実しているため、家族連れや観光客にも人気の高い場所となっています。 弥生時代最大級の環濠集落 吉野ヶ里遺跡 吉野ヶ里遺跡は、弥生時代の大規模な環濠集落の跡で、国の特別史跡に指定されています。遺跡は約117ヘクタールもの広大な範囲に広がっており、全...»

七ツ釜

荒波が刻んだ七つの神秘洞窟

荒波が創り出した玄洞窟 神秘の絶景 七ツ釜は、佐賀県唐津市の北西部、玄海国定公園内に位置する、自然が長い年月をかけて生み出した壮大な景勝地です。国の天然記念物にも指定されており、その迫力ある景観は訪れる人々に深い感動を与えます。玄界灘の荒々しい波が、硬い玄武岩を侵食し続けたことで形成された海食洞群であり、自然の力の偉大さを間近に感じることができます。 玄界灘の荒波が生んだ海食洞 七ツ釜の最大の特徴は、断崖絶壁に並ぶ複数の洞窟です。名前の通り「七つの釜(洞窟)」があるとされていますが、実際にはそれ以上の洞窟が存在しており、そのスケールの大きさに圧倒されます。これらの洞窟は、玄界灘の強い波が...»

元祖忍者村 肥前夢街道

忍者と江戸の世界を体験

肥前夢街道で楽しむ江戸と忍者の世界 元祖忍者村 肥前夢街道は、忍者と江戸時代の文化をテーマにした体験型テーマパークであり、訪れる人々をまるで時代をさかのぼったかのような世界へと誘います。広大な敷地には江戸時代の長崎街道の街並みが再現されており、歩くだけでも歴史の息吹を感じることができます。嬉野温泉に位置するこの施設は、九州で唯一の忍者体験型テーマパークとして、多くの観光客に親しまれています。 江戸時代の街並みと多彩な施設 園内には関所や代官所、忍者屋敷、芝居小屋、からくり時計台など、約60もの施設が点在しており、どこを歩いても見どころにあふれています。本陣や旅籠といった宿泊施設の再現では...»

唐津城

海と松原を望む優美な白亜の城

海城として栄えた名城 唐津城は、佐賀県唐津市のシンボルとして親しまれている歴史ある城であり、美しい海と松原に囲まれた風光明媚な景観が魅力です。舞鶴公園内に位置し、満島山(みつしまやま)という小高い丘に築かれたこの城は、海と川に囲まれた天然の要害を活かした構造を持っています。その優雅な姿は、訪れる人々に強い印象を与え、唐津を代表する観光名所として多くの人々に愛されています。 海に囲まれた要害の城 唐津城は、慶長13年(1608年)に初代唐津藩主である寺沢志摩守広高によって築かれました。築城は慶長7年(1602年)から約7年の歳月をかけて行われ、当時の最新技術と多くの人々の協力によって完成し...»

九年庵

九年の歳月が築いた名庭園

九年庵は、佐賀県神埼市にある数寄屋造りの邸宅と美しい日本庭園からなる名勝地で、明治時代の実業家・伊丹弥太郎によって築かれました。長い年月と多くの職人の技によって完成した庭園は、日本庭園の名園として知られ、現在では国の名勝にも指定されています。自然と建築が見事に調和したこの庭園は、四季折々の美しさを楽しめる観光名所として多くの人々に親しまれています。 明治時代の実業家が築いた別邸と庭園 九年庵は、明治時代に佐賀の実業家であった伊丹弥太郎の別邸として建てられました。別邸は明治25年(1892年)に建築され、その後庭園の造成が始まりました。庭園の設計と作庭は、久留米で茶室や庭園づくりの名人として...»

清水の滝

神秘と迫力の珠簾の名瀑

珠簾のように流れる滝 清水の滝は佐賀県小城市にある美しい滝で、清水川の上流に位置する自然豊かな観光名所です。高さ約75メートル、幅約13メートルの断崖から清流が流れ落ちる壮大な滝で、その美しい姿から別名「珠簾(たますだれ)の滝」とも呼ばれています。滝の水がまるで玉のすだれのように流れ落ちる様子は非常に美しく、迫力と繊細さをあわせ持つ景観が訪れる人々を魅了しています。 珠簾の滝と呼ばれる美しい景観 清水の滝は、清水川が流れる渓谷の断崖から垂直に落ちる滝で、その落差は約75メートルにもなります。幅13メートルの滝から流れ落ちる水は、岩肌を伝いながら細く分かれ、まるで珠のすだれのように見えるこ...»

虹の松原

百万人の松が織りなす絶景海岸

日本三大松原に数えられる海岸 虹の松原は、佐賀県唐津市の唐津湾沿いに広がる、日本を代表する景勝地のひとつです。白い砂浜と青々とした松林が織りなす美しい景観は「白砂青松」と称され、古くから多くの人々に親しまれてきました。三保の松原、気比の松原と並び、日本三大松原のひとつに数えられ、国の特別名勝にも指定されています。 弧を描く壮大な松原の景観 虹の松原は、唐津湾に沿って弧を描くように広がる海岸林で、その規模は非常に壮大です。全長は約4.5km、幅は約500mにもおよび、総面積は約216ヘクタールに達します。そこには約100万本ものクロマツが群生し、国内でも屈指の規模を誇る松林となっています。...»

鏡山展望台

唐津湾を一望する絶景パノラマ

唐津湾と虹の松原を望む絶景スポット 鏡山展望台は、佐賀県唐津市に位置する標高284メートルの鏡山の山頂に設けられた展望施設であり、唐津を代表する絶景スポットとして広く知られています。山頂からは、唐津湾や市街地、さらには国の特別名勝である虹の松原を一望することができ、その壮大な景観は訪れる人々を魅了します。昼間は青く澄んだ海と緑豊かな大地が織りなす美しい自然を楽しめ、夜には星空や街の灯りが幻想的な雰囲気を演出します。 台形の美しい山「鏡山」 鏡山は、頂上が平らな独特の地形を持つ山で、遠くから見ると整った台形に見えることから、その美しさでも知られています。また、この山は古くから「領巾振山(ひ...»

武雄神社

三千年の大楠と歴史息づく聖地

武雄神社は、佐賀県武雄市に鎮座する歴史ある神社で、市内で最も古い神社として知られています。御船山の東麓に位置し、古くから地域の人々の信仰を集めてきました。荘厳な雰囲気に包まれた境内には、長い歴史と自然の神秘が共存しており、訪れる人々に深い感動を与えてくれる場所です。特に、樹齢約3000年といわれる御神木「武雄の大楠」は全国的にも有名で、この神社を代表する存在となっています。 武雄神社の歴史と由緒 武雄神社の創建は奈良時代の天平3年(735年)と伝えられており、初代神主である伴行頼が神託を受け、朝廷に奏上したことにより創建されたとされています。主祭神は武内宿禰で、古代から朝廷や武家からも篤く...»

嬉野温泉

日本三大美肌の湯・嬉野温泉でぷるるん肌に

美肌の湯として知られる癒しの温泉地 嬉野温泉は佐賀県嬉野市にある歴史ある温泉地で、武雄温泉とともに佐賀県を代表する温泉地として知られています。周囲は茶畑に囲まれたのどかな田園風景が広がり、温泉街には旅館やホテルが立ち並び、静かで落ち着いた雰囲気が漂っています。都会の喧騒を離れてゆっくりと過ごしたい人にとって、非常に魅力的な温泉地です。 嬉野温泉は特に肌が美しくなる温泉として有名で、「日本三大美肌の湯」の一つに数えられています。温泉に入ると肌がなめらかになり、入浴後はしっとりとした感触になることから、多くの観光客や女性旅行者に人気があります。 日本三大美肌の湯と泉質の特徴 嬉野温泉の泉質...»

森とリスの遊園地 メルヘン村

動物と遊ぶ夢いっぱいの森の楽園

動物と森のテーマパーク 森とリスの遊園地 メルヘン村は、佐賀県武雄市にある自然に囲まれた遊園地で、小さな子どもから大人まで楽しむことができるテーマパークです。花とリスをテーマにした園内には、遊園地のアトラクションだけでなく、動物とふれあえるミニ動物園や広い芝生広場などがあり、一日中飽きることなく遊ぶことができます。自然の中でのびのびと遊べる、家族連れにとても人気のある観光スポットです。 自然に囲まれた森の遊園地 メルヘン村は1992年にオープンした遊園地で、森の中に広がる自然豊かな環境が特徴です。園内には木々や花が多く、季節ごとに違った景色を楽しむことができます。都会の大型遊園地とは違い...»

御船山楽園

四季の花彩る壮大な日本庭園

御船山楽園は佐賀県武雄市にある広大な日本庭園で、武雄市のシンボルである御船山の南西麓に広がっています。庭園の面積は約15万坪にも及び、四季折々の花や木々が美しく彩ることで知られる名園です。池の周りを歩きながら景色を楽しむ池泉回遊式庭園となっており、ゆっくり散策しながら自然と景観を楽しむことができます。春の桜やツツジ、秋の紅葉など、季節ごとに異なる美しい風景が広がり、多くの観光客が訪れる武雄を代表する観光名所の一つです。 御船山楽園の歴史と由来 御船山楽園は、江戸時代後期に佐賀藩の武雄領主であった鍋島茂義によって造られた庭園です。もともとは鍋島家の別邸として造られた庭園で、庭園の造成には約3...»

武雄温泉新館

大正ロマン薫る名建築温泉館

武雄温泉 新館は、佐賀県武雄市にある歴史的建築物で、大正時代の雰囲気を今に伝える美しい木造建築です。武雄温泉は古くから続く温泉地であり、その中心的な施設として建てられたのがこの武雄温泉新館です。現在は公衆浴場としての役目を終え、武雄温泉の歴史や文化を紹介する資料館として活用されています。大正ロマンを感じることができる貴重な建築物として、多くの観光客が訪れる観光スポットとなっています。 辰野金吾が設計した貴重な和風建築 武雄温泉新館は、日本を代表する建築家である辰野金吾によって設計された建物です。辰野金吾は東京駅を設計したことで有名な建築家ですが、和風建築を手がけた例は非常に少なく、その中で...»

宇宙科学館 ゆめぎんが

遊んで学べる九州最大級の科学館

宇宙科学館ゆめぎんがは、佐賀県武雄市にある九州最大級の体験型自然科学博物館です。「宇宙から地球・佐賀を発見する、佐賀から地球・宇宙を発見する」をテーマにした総合科学館で、宇宙・地球・佐賀の自然や科学について、遊びながら楽しく学ぶことができる施設です。館内には宇宙発見ゾーン、地球発見ゾーン、佐賀発見ゾーンの3つの展示ゾーンのほか、プラネタリウムや天文台もあり、子どもから大人まで一日中楽しみながら科学に触れることができます。 体験しながら学べる科学館 宇宙科学館ゆめぎんがの最大の特徴は、体験型の展示が多いことです。展示物を見るだけではなく、実際に触れたり動かしたり体験したりすることで、科学の仕...»

浜野浦の棚田

夕日に染まる幻想の棚田風景

夕日と棚田が織りなす絶景風景 浜野浦の棚田は、佐賀県玄海町の海岸沿いに広がる、日本屈指の美しい農村景観として知られています。玄界灘に面した入り江の斜面に、まるで階段のように幾重にも連なる棚田は、自然と人の営みが長い年月をかけて創り上げた貴重な風景です。特に夕暮れ時には、水平線に沈む夕日と水を張った田んぼが一体となり、幻想的な光景が広がります。 海と棚田が織りなす地形美 浜野浦地区は、玄界灘に面したリアス式海岸の地形を活かして発展してきました。海岸から山へと駆け上がるように築かれた棚田は、自然のカーブに沿って緩やかな弧を描き、その形や大きさは一枚ごとに異なります。この地域には約11.5ヘク...»

古湯・熊の川温泉郷

文人も愛した歴史香る癒しの湯

歴史と癒しが息づく名湯郷 古湯温泉は、佐賀駅から北方に約20km、標高200mの山間に位置しています。昭和41年7月に厚生省から「古湯・熊の川温泉郷」として国民保養温泉地に指定されました。この温泉は歴史も古く、画家の青木繁やアララギ派の総帥として知られる歌人の齋藤茂吉など、日本歌壇の著名な先生方が訪れ、創作の地としても知られています。 また、熊の川温泉は、大同元年(806年)に僧侶の空海が唐から帰国し、全国を巡る旅の途中で弘仁12年(821年)にこの地を訪れた際、水鳥が温泉に浸かる姿を目撃し、温泉の存在を発見したと伝えられています。古湯温泉はこのような由緒ある温泉地として知られています。...»

秘窯の里 大川内山

秘窯の歴史息づく陶磁の里

大川内という場所は、お殿様も愛した陶器の里です。秘窯の里大川内は、美しい山水画のような風景と卓越した焼物文化が息づいています。江戸時代には、佐賀藩鍋島家の御用窯として、最高品質の磁器「鍋島」が生産されていました。現在でも30の窯元が伝統の製法を守り、その技術を次世代に受け継いでいます。 大川内山には、「鍋島藩窯公園」と呼ばれる場所があります。この公園では、製陶の秘法が守られた関所やお経石窯、清原窯などの登り窯跡、陶工の家などが見事に再現されています。山道を進むと、古い窯跡やさまざまな磁器のオブジェがあり、静かな街並みと自然と調和しています。特におすすめなのは、伊万里焼の風鈴が奏でる「めおとし...»

九州陶磁文化館

陶磁の歴史と美を伝える文化拠点

九州各地の古陶磁と現代作家の作品を体系的に展示。中でも輸出伊万里101点を一堂に展示した蒲原コレクションは圧巻。他に陶片類や製作技法も紹介。展示点数1,300(常設)点。 九州陶磁文化館の概要 九州陶磁文化館は、日本の陶磁器文化を広く紹介するために設立された博物館で、特に九州地方の陶磁器の歴史と技術に焦点を当てています。博物館は、九州地方の豊かな陶磁器の伝統を保存し、次世代に伝える役割を果たしており、観光客や研究者にとって重要な施設です。 設立と目的 九州陶磁文化館は、1990年に設立されました。その目的は、九州地方に伝わる陶磁器の歴史的背景や技術、芸術性を広く紹介することです。博物館...»

三瀬ルベール牧場 どんぐり村

自然と遊ぶ南仏風牧場リゾート

自然と動物に癒される体験牧場 南フランスの田舎町のような雰囲気を体験することができる、自然と動物に親しむことができるテーマパークです。 広大な敷地内には、ウマ、乳牛、鶏、ウサギなどが飼育されている牧場や広場、家畜小屋、ワイン展示館、パン工房、おみやげ屋、レストランなどがあり、自然に触れることもできます。 広大な牧草地ではのんびりと過ごすことができ、アスレチック、草スキー、ローラースケート、アーチェリー、乗馬、乳搾り、バター作りなど様々なレジャー体験ができます。 山の上にはヤギとふれあえる動物館があり、小動物館ではかわいいハムスターやモルモットと触れ合うことができます。また、ふれあい広場...»

見帰りの滝

九州最大級の迫力と四季の彩り

九州最大級の落差を誇る名瀑 見帰りの滝は、佐賀県唐津市相知町に位置する名瀑であり、落差約100メートルを誇る九州屈指の滝として知られています。その迫力ある姿と美しい自然環境が評価され、「日本の滝百選」にも選ばれています。轟音を響かせながら流れ落ちる水の流れは圧巻で、多くの観光客を魅了する唐津を代表する景勝地のひとつです。 迫力満点の滝と自然の調和 見帰りの滝は、松浦川の支流である左伊岐佐川にかかる滝で、周囲は豊かな自然に囲まれています。滝の右岸には不動尊や十一面観音、地蔵尊などが祀られており、古くから信仰の対象としても大切にされてきました。滝のすぐ下流には「しぶき橋」や「あじさい橋」が架...»

御船ヶ丘梅林

一目1万本の梅の花

一目一万本の梅が彩る春の絶景 御船ヶ丘梅林は、佐賀県武雄市の御船山東麓に広がる自然豊かな梅の名所です。広大な敷地には多くの梅の木が植えられており、春の訪れとともに咲き誇る美しい花々が訪れる人々を魅了します。「一目一万本」と称されるその壮観な景色は、まるで花のじゅうたんのように広がり、毎年多くの花見客でにぎわう人気の観光スポットです。 歴史と由来 御船ヶ丘梅林は、昭和17年(1942年)に約3万坪の土地におよそ1万本の梅の木が植えられたことに始まります。この梅林は、当時日本と満州国との友好関係を深めるために設立された教育施設「如蘭塾」に通う人々のために整備されたもので、現在でもその歴史を感...»

慧洲園

御船山を借景にした名庭園

慧洲園は、佐賀県武雄市にある純日本庭園で、御船山を借景にした美しい景観で知られています。九州随一とも称されるこの庭園は、約三千坪から四千坪の広大な敷地を持ち、四季折々の自然と日本庭園の美しさを同時に楽しむことができます。庭園は回遊式になっており、ゆっくりと歩きながら景色の変化を楽しむことができ、約20分から30分ほどで一周することができます。 慧洲園は、日本庭園の美しさと自然の景観が見事に調和した庭園で、訪れる人々に静かで落ち着いた時間を提供してくれます。庭園の中を歩いていると、水の音や風の音、木々の香りを感じることができ、日本の伝統的な庭園文化の魅力を存分に味わうことができます。 「昭和...»

孔子の里・多久聖廟

学びと礼を伝える孔子の聖地

学問の神を祀る歴史ある聖廟 孔子の里・多久聖廟は、佐賀県多久市にある孔子を祀る聖廟で、日本における儒学の重要な拠点として知られています。江戸時代に多久領主によって建立された歴史ある建物で、現在は国の重要文化財に指定されています。学問の神様として知られる孔子を祀る場所として、受験生や学生、多くの観光客が訪れる観光地となっています。 多久聖廟の創建と歴史 多久聖廟は、宝永5年(1708年)に多久四代領主であった多久茂文によって建立されました。多久茂文は、領地を治めるためには教育が非常に重要であると考え、領民に学問を広めるとともに、人として大切な「敬の心」を育てるために聖廟の建設を決意しました...»

むつごろうの蒲焼

有明海が育む絶品珍味グルメ

ユニークな外見に反して“ウナギより美味しい”と噂の全品料理 佐賀県の有明海沿岸地域で親しまれている名物料理のひとつが、むつごろうの蒲焼です。ムツゴロウは日本では有明海と八代海の一部にしか生息していないといわれる珍しい水陸両生魚で、そのユニークな見た目とは裏腹に、非常に美味しい魚として知られています。地元では古くから食べられてきた伝統的な郷土料理であり、観光客にも人気の名物料理となっています。 ムツゴロウとはどんな魚? ムツゴロウは干潟に生息する魚で、干潮時になると巣穴から出てきて泥の上を跳ね回る姿が特徴です。特に産卵期である5月から7月頃には、オスがジャンプして求愛行動をする様子が見られ...»

松浦漬け

コリコリ食感と酒粕香る伝統珍味

軟骨のコリコリとした食感と、酒粕の香りにお酒がすすむ一品 「松浦漬け」は、鯨の上あご(鼻筋)の軟骨「かぶら骨」を、細く刻み、水にさらして脂を抜いた後に、甘く調味された酒粕に漬け込まれた呼子特有の銘産品。以前は非常に難しいとされていたが、長年の試行錯誤の結果、酒粕特有の風味を保ちつつ、長期保存が出来るようになったという。そんな伝統の製法と味が受け継がれた逸品は、軟骨独特のコリコリとした食感と、酒粕の芳醇な香りが特徴的で、ご飯のおかずやお酒の肴に最適!缶詰としも販売されており、贈答用としても好評を博している。...»

シシリアン ライス

佐賀発!彩り満点ご当地グルメ

栄養満点の佐賀ソウルフード シシリアンライスの発祥は、昭和50年ごろ、佐賀市中心の商店街の喫茶店で誕生したとされている。作り方はいたってシンプルで1枚のお皿に炊き立てごはん+炒めたお肉+サラダ+最後にマヨネーズが基本形である。シシリアンライスの由来は、諸説いろいろあるが、佐賀のお隣の長崎に「トルコライス」というメニューがあるが、実は「トルコ」という国のお隣に「シリア」という国があり、佐賀と長崎がお隣であることから、長崎トルコライスに対抗してシリアからシリア…シシリア…シシリアンライス…と変わって行き名づけられたのではないか?と多くの喫茶店のマスターは言う。...»

魚ロッケ

地元で愛されるカレー風味揚げ

おやつにもつまみにも…唐津で愛され続けるご当地ファストフード 魚ロッケは、佐賀県唐津市を代表するご当地グルメであり、地元の人々に長年親しまれているファストフードです。手軽に食べられることから、おやつとしてはもちろん、おかずやお酒のおつまみとしても幅広く楽しまれています。唐津市内では1日に2万個以上が販売されることもあるほど人気が高く、まさに地域の食文化を象徴する一品といえるでしょう。 魚のすり身から生まれた独特の味わい 魚ロッケは、スケソウダラのすり身に細かく刻んだ玉ねぎやニンジンを混ぜ、カレー粉で味付けしたものを練り上げ、パン粉をまぶして揚げた料理です。外はサクサク、中はふんわりとした...»

いか しゅうまい(佐賀県)

ふわり花開く旨み凝縮いか名物

海の生命を大切に扱う料理人の思いが詰まった新名物 佐賀・呼子のレストランでは、地元で水揚げされるイカの活き造りが主力メニュー。まさに鮮度が命の料理である。ところが、イカは生のままでは水揚げしてから1日も持たない繊細な魚介で季節や天候によって、どうしても余ってしまう事もあった。余ったからとはいえこのまま無駄にはしたくない、イカから新たな製品を生み出そうと、料理人は新たな商品作りをはじめた。そして何回も試行錯誤を重ねた結果、完成したのが「いかしゅうまい」である。蒸しあげると、華のように開き見栄えがよく食感もおもしろい。...»

イカの塩辛

新鮮イカが生む極上の旨み珍味

イカのまちならではの、あらゆる種類が堪能できる塩辛パラダイス 佐賀県唐津市呼子町の名産である“呼子のイカ”は、決して漁獲量の多さから有名になった訳ではない。傷みやすく扱いにくかったイカを、活きたまま持ち帰ることに成功したことで全国に名を知られるようになったのだ。新鮮なイカが名産の町で“イカの塩辛”が名物となるのは自然の流れだろう。市内の多くの飲食店で親しまれ、柚子の香りが利いた塩辛やサザエの入ったものなど、それぞれ趣向を凝らす。新鮮さを生かし、さらりと食べれる一品から、ねっとりと熟成させた逸品まであり、塩辛を巡る旅も楽しそうだ。...»

クジラかつ

さっぱりジューシー朝市名物

臭みなし!さっぱり美味しい朝市名物を召し上がれ 「日本三大朝市」の一つといわれる「呼子朝市」。200メートルほどの通りに、新鮮な魚介類や直売の野菜などが所狭しと並んでいる。その朝市の食べ歩きグルメとして人気があるのが“クジラかつ”である。クジラの赤身から筋を丁寧に取り除き、白身魚のすり身をあわせて下味をつけた後に小麦粉をまぶして揚げる。クジラの旨みがジューシーに味わえ、臭みがなく、冷めても脂っぽさを感じないさっぱりとした味。「呼子朝市」を訪れた際には、ぜひ食べてみて欲しい。...»

クジラ料理(佐賀県)

伝統が息づく旨み豊かな鯨料理

頭から尾まで、あますことなく食せる歴史ある珍味 古くから貴重なタンパク源として食べられてきたクジラ。佐賀県唐津では江戸時代から明治時代初めにかけて捕鯨で栄えた歴史が刻まれ、市内にはかつての捕鯨基地が残り、鯨捕りの民謡が唄い継がれる。食文化でもその伝統は伝えられ、今でも刺身をはじめ、竜田揚げや、やわらかくなるまでじっくり煮込んだ郷土料理“大和煮”が楽しまれている。また、ファーストフード感覚で親しまれる“鯨カツ”や、鯨の軟骨を粕漬けにした日本珍味五種のひとつ“松浦漬”などは、観光客にも人気を博している。...»

イカ バーガー

イカ尽くしの新感覚ご当地バーガー

パティもバンズもイカ尽くし!呼子のご当地B級グルメ 「日本三大朝市」のひとつとして名高い「呼子朝市」でうまれた“イカバーガー”は、平成14年に呼子で開催された「全国朝市サミット」にあわせて、地元の商工会青年部とそのOBが開発したご当地B級グルメ。はさみこんだパティには、みじん切りのイカと白子が混ぜてあり、バンズには佐賀県産小麦粉で作る“イカまんじゅう”の生地を使って、もっちりとした食感に仕上げてある。イカの旨みをいかしたご当地バーガーをぜひ味わってみて欲しい。...»

ゆでだご

昔から親しまれている素朴な味わいのお菓子

昔から佐賀のおやつとして親しまれているお菓子。小麦粉と白玉粉を混ぜて茹でた生地に、あんこを入れて平たく延ばし、黒砂糖をまぶして食べる。農作業の合間のおやつとして食べられていた。「ゆでだご」は「ゆでだんご」がなまった言葉で、小麦粉と黒砂糖を使ったお菓子のこと。「平だこ」と呼ばれることもある。...»

にいもじ

みずいもを使った夏場の日常食

里芋の一種「みずいも」を使う酢の物で、夏場の日常食。地域によっては「ずいき」と呼びばれ、干して保存をした物を使用したりもする。ひんやりと冷やして食べるとおいしい。ミズイモの皮をむいて二杯酢や三杯酢で漬ける料理で、夏の日常食として日頃から食べられており、“佐賀の夏の味”として地元では愛されている。...»

のっぺい汁(佐賀県)

実だくさんの汁物

里芋、ゴボウ、コンニャクなどが入った実だくさんの汁物。日常の集まりでも、お祝いでも食べるが、昔は、祝いの時には鶏肉を入れ、仏事には椎茸、ゴボウで味を出した。結婚式などのおめでたい席では小豆を入れる地域もある。9月1日に田んぼにお酒をふって稲の実入りを誉めてまわる「田ほめ」という行事がある。昔は、この時に、田のあぜにゴザを敷き、のっぺい汁や塩さば、ちくわ、てんぷら等を食べた。基里地区では今も行われている。...»

須古寿司

ムツゴロウを使った華やかな伝統料理

ムツゴロウを使った押し寿司。季節や家によって異なるが、須古米を使ったすし飯をもろふたに広げ、ムツゴロウをはじめとした有明海の魚介類、山の幸などの具材を彩り豊かに盛りつけ、へらを使って切り分ける。白石町須古地区に古くからある料理で、お祭りや祝いの席でふるまわれる。須古の代々の領主の愛護に応えた領民が、領主への感謝の心を込めて「すし」をつくって献上したと伝えられ、藩政時代から今日まで各家庭の味として受け継がれてきた。...»

ふなんこぐい(鮒の昆布巻き)

伝統が息づく祝いの郷土料理

お祝いの日にいただく鮒の昆布巻き 鹿島地方に古くから伝わる冬の保存食。鮒を生きたまま昆布で巻き、大根と共に一昼夜煮込む。佐賀平野には農業用水路や貯水用として堀がはり巡らされている。秋に水を抜く「堀干し」をするが、その際に獲れる鮒が使われる。おくんちなどのハレの日に食べる。鹿島市では、毎年、二十日正月の前日、恵比寿様、大黒様にお供えするための鮒を売る「ふな市」が開催される。これは300 年以上続く伝統行事となっている。...»

がめ煮(佐賀県)

おくんちの定番料理

氏神の祭り、おくんち(お九日)の定番のごちそう。ハレの日の行事食として振る舞われており、お正月にも食べる。九州では、「がめ煮」「筑前煮」など、県によって呼び名が異なるが、作り方はほぼ同じ。秀吉が朝鮮出兵の際に博多に宿営し、博多の入り江や沢にいたスッポンを野菜と煮て食べたが、スッポンは川亀または泥亀と呼んだことから、がめ煮という名になった。現在は、スッポンの代わりに鶏肉を使うようになったと言われる。...»

栗おこわ(佐賀県)

秋を彩る素朴な郷土の味

おくんちの席にかかせない料理 県内全域で食べられているが、有田では10月のおくんちに、たくさんふかし、末広形の木枠で抜いたもので出されている。...»

だご汁(佐賀県)

小麦粉の麺の入った素朴な味の郷土料理

佐賀で古くから伝わる素朴な味の郷土料理。麦作の盛んな佐賀県では、白米や茶粥など主食がない時の代用品としても食べてきた。当時の唯一の動物性タンパク質である鯨、ネギ、そして小麦粉を練り上げた素朴な麺が入った具沢山の汁物。だんごの形や食べる地域で、「つんきりだご」「のべだご」「ひらひぼ」などがある。突然の来客のもてなしや、慶事の宴会の席で食され、農家では、田植えや稲刈りの時の間食や夜食にもなった。...»

かけ和え

質素な農山漁村では、ご馳走だった酢みそ和え

全国各地にあり「おろしなます」「かきあえ」「ぬたあえ」と呼ばれる、魚介類とダイコンやワカメなどを和えた料理。佐賀県では「かけ和え」「かけやぁ」と呼び、日常的なおかずのひとつとして年間で食べられている。 一方、お祭りなどのハレの日や田植えや収穫などの人がたくさん集まる時に欠かせない料理で、普段粗食の分、「お祭りの時だけでもいろいろな料理を」と振る舞われる料理のひとつでもあった。使う魚介類は、各家庭や季節、地域によって異なり、例えば有明海や玄界灘に近い地域ではイワシやサバ、アジ、堀やクリークの多い場所ではフナを使うこともある。特に脂がのったサバが水揚げされるようになる季節は、秋祭り頃のため、秋祭...»

有明海料理

干潟が育む個性派海の幸

珍しい魚介が豊富な有明海の海の幸を使った料理 干満の差約6メートル。沖合6キロメートルにわたる広大な干潟が出現する有明海(ありあけかい)は、日本でも有数の珍味の宝庫。「ムツゴロウ」や「ワラスボ」、「クチゾコ」、「赤貝」などを個性的な姿、形ですが、これが食べてみるとクセになりそうな美味。その秘密は干満の差。潮の満ち引きによって、川の栄養分をたっぷり取りこんでいるからなのです。おかげで有明海底の豊かな土壌では、魚介類がよく育つというわけです。名物ムツゴロウはハゼ科の魚。かば焼や刺身がおすすめです。舌ビラメの一種であるクチゾコは煮付けやバター焼がオーソドックス。またグロテスクだが食べると美味いワラ...»

茶粥(お茶がい)

素朴でやさしい伝統の朝ごはん

粉茶を入れて炊き込んだサラサラのお粥 佐賀の郷土料理 茶粥 茶粥(お茶がい)は、有明海沿岸地域を中心に古くから日常食として親しまれてきた郷土料理です。粉茶やお茶でご飯を炊いて作るさらさらとしたお粥で、「お茶がゆ」とも呼ばれています。素朴でやさしい味わいが特徴で、現在では旅館や宿の朝食などで味わうことができる、佐賀ならではの伝統的な料理です。 米を大切にする心から生まれた料理 茶粥は、藩政時代の米の節約方法として生まれた料理といわれています。幕末時代、財政難に悩んでいた佐賀藩第十代藩主・鍋島直正が「ご飯粒ひとつも無駄にしてはならない」と質素倹約令を出したことがきっかけとなり、米を節約しな...»

だぶ

心温まる具だくさん郷土汁物

集落の人で一度にたくさんつくる汁物 人々の絆を感じる唐津の郷土料理 だぶは、佐賀県唐津市の旧浜玉町や七山地区を中心に古くから受け継がれてきた郷土料理であり、地域の人々の暮らしや風習と深く結びついた一品です。祝い事や法事など、人が集まる大切な場で振る舞われることが多く、かつては集落の人々が協力して大量に作るのが習わしでした。そのため、単なる料理という枠を超え、地域の絆や助け合いの精神を象徴する存在でもあります。 名前の由来と特徴的な調理法 「だぶ」という独特な名称は、調理の際に水を多く使い、具材を“ざぶざぶ”と煮込む様子に由来するといわれています。この「ざぶざぶ」がなまって「だぶ」と呼ば...»

イカの活きづくり

透明に輝く極上鮮度の職人技

一杯をさばく時間は30秒!?職人の早業が光る一品 呼子産のケンサキイカ(3月~9月)やアオリイカ(12月~3月)を手早く活きづくりにした職人の技が光る一品。1杯をさばく時間は30秒程度。この早技と新鮮さによって、一般的には白いイカの刺身が、透明でみずみずしく出来上がる。もともとケンサキイカは単価が低く、漁師からも敬遠されていたが、昭和48年にイカの活きづくりとゲソの天ぷらをセットにした商品が売り出され、来訪者の口コミで有名になっていった。呼子町では活きづくりの他にもイカ飯、イカの卵味噌汁など様々なイカ料理が楽しめる。...»

呼子イカ

甘みと歯ごたえ抜群の海の恵み

様々な種類が水揚げされる“いかの宝庫”唐津市呼子。料理も◎ 唐津市呼子と言えば“いか”と呼ばれるほど、玄海地区では、ケンサキイカ、ヤリイカ、アオリイカ、コウイカなど様々な種類のイカが水揚げされる。周辺の旅館や料理屋では、観光客のお目当てであるいか料理が振舞われる。今では全国的に有名となった、透き通ったいかの活き造りはこの呼子から広まったとされている。いかの中でも、5月~8月に旬を迎えるケンサキイカは甘みが強く歯ごたえも良い、刺身や煮つけ、シュウマイにすると美味しい。ビタミンB12、タンパク質、ナイアシンを多く含み、栄養価も申し分ない。...»

佐賀県