見帰りの滝は、落差100メートルで九州で最も落差のある滝として知られています。日本の滝百選にも選ばれています。
滝は左伊岐佐川という松浦川の支流に位置しており、滝の右岸には不動尊、十一面観音、地蔵尊があり、すぐ下流にはしぶき橋やあじさい橋が架かっています。滝周辺は見帰りの滝公園として整備されており、様々な角度から滝を眺めることができます。
春には桜、夏には深緑、秋には紅葉と、季節ごとに滝を美しく彩ります。特に初夏の6月から7月にかけてのアジサイは美しい花を咲かせ見ごたえがあります。ブルー、ピンク、紫など50種類約40,000株ものアジサイが九州一の迫力ある滝と見事な風景を演出します。
この時期には「あじさいまつり」も開催され、多くの観光客でにぎわいます。また、夜にはライトアップが行われ、迫力ある光景が楽しめます。
「見帰りの滝」という名前の由来は、かつて滝を訪れる際には坂道を登って滝を見てから帰りますが、人々は帰りの途中に再び坂道を登ってでも「もう一度、滝を見たい」と思い、と思いました。そのため、「あの坂道を立ち帰っても見たい滝」という意味で「見帰りの滝」と呼ばれるようになったと言われています。一部では「見返りの滝」と誤って表記されることもありますが、正しくは「見帰りの滝」です。
滝のライトアップ
5月~9月:毎日(19:20~22:00)
10月~4月:金曜・土曜(18:00~21:00)
観覧無料
相知駅から車で5分
相知駅から徒歩で30分