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鏡山展望台

(かがみやま てんぼうだい)

鏡山は、標高284mの山で、この山は山頂の展望台からは唐津湾や虹の松原などの素晴らしい景色を一望することができます。

昼間は美しい自然の風景を満喫できます。佐賀ならではの透明度の高い海や緑豊かな島々の美しさは圧巻です。特に、この展望台から望むことができる虹の松原は地元でも人気で評判です。夜には星空や街のイルミネーションが広がり、神秘的な魅力に圧倒されます。

また、桜やつつじの名所でもあり、春になると約4kmの登山道が桜のトンネルとなります。

鏡山

標高284mの山で、頂上が平らな形状をしています。そのため、どの角度から見ても美しい台形の山として知られています。別名として領巾振山(ひれふりやま)とも呼ばれています。

山頂には、広々とした広場があり、リラックスするのに最適なスポットです。ここからは、市街地や国の特別名勝である虹の松原、唐津湾、さらには遠くに見える壱岐の島まで一望できる絶景スポットです。

山頂へ続く曲がりくねった5キロの道は、ドライブに最適なコースとして人気です。

また、鏡山は多くの伝説に包まれており、万葉集にも詠まれた歴史ある山でもあります。『肥前風土記』や『万葉集』にも登場する松浦佐用姫の悲恋の舞台としても有名であり、

山の名前は、神功皇后が山頂に鏡を祀ったことに由来していると言われています。また、松浦佐用姫伝説も鏡山に関連しています。佐用姫が大伴狭手彦を見送る際に領布を振りながら鏡山の頂上から別れを惜しんだとされ、それが「領巾振山」という別名の由来となりました。

佐用姫が船を追って鏡山を下りた場所には唐津市の和多田に佐用姫岩があり、その他にも呼子町の田島神社など、佐用姫ゆかりの地が残っています。

万葉集には「遠つ人松浦佐用姫夫恋に領巾振りしより負える山の名」という歌もあります。

鏡山山頂には展望台や休憩所、芝生の広場が整備されており、桜やツツジなどの花々の名所でもあります。また、ハンググライダーのメッカとしても知られ、現在ではパラグライダーも楽しむことができます。広大な空と海に囲まれて、心地良さそうに舞っている様子は見応えがあります。

山頂は平坦な地形であり、遠くから見ると台形のような形状をしています。虹の松原と並んで、唐津市の象徴的な存在です。

山麓から頂上まで、自動車道路や3つの遊歩道があります。最近では、有志の手によって1278段の虹の階段が整備されました。車でのアクセスの場合、登山口から10分ほどで山頂に到達できます。徒歩の場合は30分から60分ほどかかります。

山頂の西側には「鏡山展望台」、東側には「ひれふり展望台」があります。展望台からは、虹ノ松原や唐津湾に浮かぶ高島、鳥島、神集島などの島々、そして天気が良ければ福岡県の姫島、烏帽子島、さらには長崎県の壱岐なども見渡すことができます。また、唐津城や市街地、農耕地などが織り成す絶景も一望できます。

さらに、山頂には鏡山神社や電波塔、ハンググライダーのための斜面もあります。山頂の池では、売店で購入した麩などを鯉に与える市民の光景も見られます。5月にはつつじが満開となり、その美しい風景を楽しむことができます。

鏡山の名前は、神功皇后が山頂に鏡を祀ったことに由来すると言われています。また、松浦佐用姫が山頂から大伴狭手彦の船を見送ったという伝説の地でもあり、佐用姫が袖につけていた領巾(ひれ)を振りながら見送ったということから、「領巾振山(ひれふりやま)」という別名もあります。

Information

名称
鏡山展望台
(かがみやま てんぼうだい)
リンク
公式サイト
住所
佐賀県唐津市鏡山
電話番号
0955-72-9127
定休日

なし

料金

無料

駐車場
無料 175台
アクセス

車:長崎自動車道 多久ICから車で40分

JR:JR筑肥線虹の松原駅から徒歩90分

バス:唐津大手口バスセンターから昭和バス宇木・半田行き乗車、バス停鏡山入口下車

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