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海茸の粕漬け

(うみたけ かすづけ)

独特の風味とコリコリした歯ごたえを味わう郷土色豊かな珍味

有明海の高級珍味として珍重されている“海茸(うみたけ)”の粕漬。海茸は九州の有明海に生息する、ニオガイ科の二枚貝で、殻長8cm程度、高さ5cm程度の灰色の貝殻を持つが、殻から殻長の3~4倍の長さがある太く長く伸びた黒褐色の水管がまるで“茸”のように見えることから“海茸”と呼ばれている。その見た目から別名「象の鼻」とも呼ばれている。新鮮なものは刺身や酢の物、酢みそ和えにしたり、有明海周辺では水管を干物に加工することもある。干物の食味は干しするめに似るが、さらに濃厚で、若干臭みがある。コリコリとした食感と独特の風味、歯ごたえを楽しめる逸品。粕漬にしたものはご飯のお供のほか、お酒のつまみにもぴったりだ。

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海茸の粕漬け
(うみたけ かすづけ)
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